買取専門店と農機具販売店の違い
売り先の違い
買取専門店は買い取ったトラクター(農機具)や農機具を主に海外へ輸出しております。かたや農機具販売店は日本国内で再販売します。これが大きく違う点です。
農機具店が再販売する主なトラクター(農機具)は、古くても20年前に販売された機械です。それ以上古い機械になるとメーカーに部品がなく修理に対応できませんので、国内で再販売できず必然的に買取できなくなります。
トラクター(農機具)買取専門店の販売先は主に海外です。その対象となるトラクター(農機具)は40年前に販売されたもの含まれます。この売り先の違いが買取金額の違いだけにとどまらず、処分代を支払って農機具店に引き取ってもらうのか、お金をもらって買取店に引き取ってもらうのかの違いに表れてくるのです。
お客様におかれましては、売却の判断基準の一つとして発売年を参考にすると良いでしょう。
発売後、20年未満のトラクター(農機具)は農機具屋さんへ
発売後、20年以上経過するトラクター(農機具)は買取店へ加えて言うと1970年代に発売されたトラクター(農機具)も買取対象です。
トラクター(農機具)の年式の見方
農機具は自動車のように登録書類が無いことがほとんどです。なぜか?登録していないからです。(笑)
そんなトラクター(農機具)でもおおよその年式を知る方法があります。
後輪タイヤもしくは後輪のホイールを確認してみてください。2桁か4桁で西暦が刻まれていることがあります。
トラクター(農機具)の年式の見方については、別記事で今後、触れたいと思います。
要求される品質の違い
みなさんが中古トラクター(農機具)を買うときにどの程度の品質を求めますか?多くの人は見た目が綺麗で、使用時間が少ないトラクター(農機具)を好むと思います。後は予算と合うかどうかですが、、、つまり、国内で要求される品質は高いのです。
海外のお客様も同じ人間ですから綺麗で、使用時間が少ないトラクター(農機具)を好みます。がしかし、その国の物価や賃金や輸送コストなどで予算が低くなります。予算に合わせると低品質のトラクター(農機具)を受け入れざるを得なくなるのです。
買取店が品質を問わず値段を付け、買い取りできる理由がここにあります。
錆て腐食したトラクター(農機具)は自国で板金、塗装し販売されますし、エンジンが焼き付いたトラクター(農機具)はミッションや車軸を部品取りとして利用価値があります。
販売店よりも買取店の方が買い取れるトラクター(農機具)の幅は広いということです。
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