終活とはどんなことをいうの?
皆さんは、「終活(しゅうかつ)」という言葉を聞いてどんなことを思い浮かべますか?「私はまだまだ元気だからそんなことは考えたくない。」「生涯現役を貫くので自分には関係ない。」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
「終活(しゅうかつ)」とは平成二十一年に週刊朝日に作られた造語で、「人生の最期を考え、残された人生をより自分らしく全うするための準備や活動」のことを指します。最近では「終活」を通して自分自身と向き合い、残された人生をより充実させるための活動としてポジティブに捉えられるようになりました。 「終活」は葬儀やお墓にとどまらず、エンディングノートの作成、財産分与、遺言書、持ち物の整理など多岐に渡ります。
しかしこれらのことを一度に始めるのは不可能です。少しずつできる範囲で始めるのがよいでしょう。「終活」のなかでも、持ち物の整理は日頃使っているものを整理し、減らしていくことから始められるので比較的手をつけやすい分野です。元気なうちから少しずつ始めておけば、後になって慌てる必要がありませんし、時間・体力に余裕のある時期だからこそ取り組みやすいものでもあります。
まずは持ち物の整理から始めましょう
持ち物を整理するポイント
まずは長年使っていないものから処分していきましょう。その際、大きなものから手をつけるのがポイントです。壊れたり、使わなくなった家具、家電、衣類、寝具などは思い切って誰かに譲るか買取店で買い取ってもらうとよいでしょう。買い取りや引き取りが不可能なものは自治体などで決められた方法で処分します。
乗らなくなったバイクや自転車、農業用機械などは業者に頼むと無料で引き取ってもらえます。場合によっては買取可能なものもあるでしょう。それが済んだら、ゴルフ用品や釣り具などの趣味の道具類、コレクション品、食器、雑貨、本・雑誌、CDやDVDなど細かな物をいるものといらないものに分別していきます。
処分対象になるもの其の一:一年以上使わない物
扇風機や暖房器具などの季節用品や衣類を除き、一年以上使わないものは今後も使わないと考えて思い切って処分します。まだ使える物、捨てるのは忍びない物は誰かに譲ったり、リサイクルショップなどを上手に利用します。判断に迷う物は一旦保留にして「一時保管」しておき、三ヶ月程度を目安に再度処分するかどうか考えるようにします。
処分対象になるもの其の二:一度も使っていない物
贈答品や粗品、プレゼントなどでもらった食器やタオル、雑貨、衣類、服飾品などで未使用の物は思い切って処分してはいかがでしょうか。未使用品であればリサイクルショップや買取店で買い取ってもらえる可能性が高いです。箱やタグが付いている場合はそのままの状態でお店に持ち込むと未使用品であることの証明になり、査定額アップの材料になります。
処分対象になるもの其の三:同じ物が複数ある、または代用品でカバーできる物
例えば、来客用に買い揃えた食器。家族や知人が大勢集まることが減り、使う頻度が少なくなったのであれば、少しずつ減らしてみてはいかがでしょうか。また、何かに特化した調理器具なども代用品でカバーできる場合は見直すことをお勧めします。使用頻度の多い物やどうしても必要な物だけを置いておくと収納スペースも広がり、探す手間も省けます。
自分で処分できないものはリサイクルショップや専門業者に依頼する
自分で処分できない物や自治体の大型ゴミに出せない物はリサイクルショップや専門業者に依頼しましょう。例えば、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などは「家電リサイクル法」の対象となり、自治体の大型ゴミでは出せません。リサイクル料金を支払い小売店や引取(買取)専門業者に回収してもらいます。再販が可能な物であれば買い取ってもらうこともできます。
当店ではトラクターをはじめ農機具の買い取り及び引き取りを行っています。壊れていても動かなくても無料で引き取ります。農機具を買い取りさせていただいた方には、農業用倉庫の片付けもお引き受けします!!お気軽にご相談下さい。
持ち物の整理はいつ始めればいい?
持ち物の整理はいつ始めればよいのでしょうか。仕事をしている人は定年退職後、時間に余裕ができてから取り組む人が多いようです。つまり60~70歳くらいが始め時です。中には40、50代から始める人もいますが、老後までの期間が長いと、そこから物が増えてしまうことも考えられます。自分のペースに合わせてできる範囲で進めるとよいでしょう。
持ち物を減らすと快適に過ごせる?
持ち物が減ると物の維持や管理が楽になりストレスが軽減されます。今まで探し物に時間がかかったり、なかなか見つからなくてイライラしたという経験をお持ちの方も、物が減ることで時間や気持ちにゆとりがもてるようになります。
ご自身ですべての持ち物を整理することが難しければ、家族に手伝ってもらったり有料サービスを利用してみてはいかがでしょうか。第三者に任せすることで分別にかかる時間を短縮できますし、作業スピードもアップします。ぜひ今日から持ち物の整理で「終活」をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
トラクター侍
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